<Header>
<Author: 王昌齡>
<Title: 盧溪主人>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 盧溪（ろけい）にて人（ひと）に別（わか）る>
<BookPage: 273>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
武陵溪口駐扁舟，
溪水隨君向北流。
行到荆門上三峽，
莫將孤月對猿愁。
<End Poem>
<Translation>
武陵の盧溪の出口のところで小舟をとめて別れを惜しんだ。谷川の水は、君の行く北の方へ向って流れてゆく。そのうち荆門のあたりへ行って、それから三峽の流れをさかのぼってゆくことになるが、あそこでさびしい一輪の月を眺めながら悲しい猿のなき聲を聴いてはいけない。それは腸のちぎれるよぅな憂愁におちいってしまうだろうから。
<End Translation>
<Formatted Translation>
武陵の盧溪の出口のところで小舟をとめて別れを惜しんだ。
谷川の水は、君の行く北の方へ向って流れてゆく。
そのうち荆門のあたりへ行って、それから三峽の流れをさかのぼってゆくことになるが、
あそこでさびしい一輪の月を眺めながら悲しい猿のなき聲を聴いてはいけない。それは腸のちぎれるよぅな憂愁におちいってしまうだろうから。
<End Formatted Translation>